「空白の天気図」と言う文庫

ノンフィクション作家、柳田邦夫氏がNHK記者として広島支局に配属されていた当時、
毎年、原爆関連の取材をする中、テレビやラジオでは伝えきれないこの原爆の実像を
もっと広く、もっと多くの人たちに知って貰いたいと思うようになった事が
NHK記者を辞し作家に転身する一つのきっかけとなった・・・と
柳田邦夫氏本人が語っていたように記憶するが、その本こそがこの「空白の天気図」だ。

原爆投下の被災地を自らの脚で細かに歩き、多くの被爆者の方々と接し取材を重ね・・・
原爆投下直前から投下後、一変した広島の人々の姿、街の変貌を
NHK記者時代からの綿密な取材に基づき
ドキュメントタッチでその実像を描き出した名著だ。
広島に赴任していた当時、被爆した家族を持つ広島の人に教えて貰った一冊だ。
それ以来、一人でも多くの人に読んで貰いたい一冊だと思い願っている・・・

文庫本でも並んでいるが、単行本の方が読みやすいよ!
posted by 涼虫庵の鈴虫坊 at 09:08Comment(0)日記

もくぅとぉぉぉ・・・!

今日は広島の平和祈念の日。
七十二年前の八月六日8時15分、地球上で初めて、” 人の頭上 ” に原爆が投下された。

広島には転勤で十二年間暮らした。
広島に赴任して二ヶ月後に迎えた八月六日8時15分の広島市内の光景には驚いた!

一瞬、全てが止まった! そんな感じがした!
道を歩いている人、電停・バス停で電車やバスを待っている人、
電車の中の人、バスの中の人・・・・・みんな一斉に立ち止まって黙祷を捧げている!
初めて赴任した四十数年前の光景だ・・・今でも鮮明に覚えている。

まもなく、七十二年前のあの日と同じ八時十五分。
さぁ、黙祷を捧げよう!
posted by 涼虫庵の鈴虫坊 at 08:07Comment(0)日記